唐突ですが、テレビドラマの”水戸黄門”をご存知ですか?
水戸黄門では、善良に働いている庶民と悪代官様が登場し、最後に印籠を見せて問題を解決する展開です。
毎回のストーリーにおいて上記の要素はまったく同じです。
でも、誰もマンネリで飽きちゃったと思うことはありません。
中には40分から45分頃に印籠を悪代官様に見せるタイミングだけを見たいと思っている人もいます。
では、なぜ毎回ストーリー展開が決まっているのにマンネリ化しないのでしょうか?
それは、まじめにそして正直に暮らす者は、最後には報われるという人々が信じたい価値観を実現しているからです。
もし、この価値観の実現が根底になければマンネリ化して飽きられてしまいます。
水戸黄門のドラマのファンとして中小企業の社長さんが多いそうです。それは日々実社会において苦しい想いをしている中で最後には報われるという展開を安心して見ていられるからではないでしょうか?
あなたの商品開発、特にビデオ制作においてこの予定調和とマンネリについて意識を向けることでホットなファンを集めることができるか見向きもされないかを分かつでしょう。
ありがとうございました